ピラティスは骨格改善にも最適!骨格が変わると起こる変化や改善方法を解説!
ご自身の骨格タイプで悩まれたご経験はないですか?骨格を理想に近づけるにはピラティスがおすすめ!
ピラティスは使う筋肉を意識して様々な骨格や関節を動かすエクササイズです。
鍛えたい筋肉を意識しながら行っていくことでインナーマッスル(体の深層部分)まで刺激でき、身体全体の歪んだ骨格を元に戻す効果を期待できます。
骨格が改善できると猫背改善や日常生活で歪んだ骨格を元に戻して、理想的な体の基礎を作れるでしょう。
この記事では、ピラティスが骨格に与える影響と、その関係性について詳しく説明します。
理解を深めることで、より効果的にピラティスを実践できるようになります。
そもそも骨格とは何か
骨格とは、頭の先端から手足の先まで200個近い骨が組み合わさって形成されたものです。
体を支える役割と外からの衝撃から脳や内臓を守る役割があります。
主に背骨と骨盤が軸となって身体を支えており、その周りに筋肉がつくことによって姿勢維持が可能です。
四足歩行で全体的な骨格を支える動物とは違い、二足歩行でバランスが不安定な人間の骨格は普段の日常生活を行っていく中で骨格の歪みが生じやすい生き物と言われております。
そのため、人間の身体は定期的に身体を鍛えることや骨格矯正をしないと骨格が歪んでいき、あらゆる身体への悪影響をもたらすでしょう。
最近流行りの骨格診断
骨格診断とは、生まれ持った体のラインや特徴から身体を最も綺麗に見せるファッションやアイテムを導き出してくれる診断です。
骨格は普段の生活の中で歪んだりすると説明しましたが、骨格診断における骨格タイプが変わることはほぼありません。
なぜなら、骨格の歪みや体重の増減があっても、骨の形状自体は変化しないからです。
骨格診断では骨自体の大きさや長さ、筋肉や脂肪の付き方を細かく分析して、身体のどの部分が発達しやすい特徴なのかを根本的に調べることができます。
骨格診断では主に「ストレート」「ナチュラル」「ウェーブ」の3タイプに分けられ、タイプごとのファッションの提案をしてくれます。
骨格が変わると起こる変化
骨格が改善されると身体全体の歪みを整えることができます。
歪みが整うとバランスの良い姿勢を維持でき、バランスの良い姿勢が維持できると内臓器官の圧迫感をなくして働きを高め、基礎代謝の向上や消化不良などの改善が期待できます。
また、身体が動かしやすくなり肩こりや腰痛など慢心的な痛みが改善される効果も期待できるでしょう。
反対に日常生活の中で放っておけば骨格が歪みやすい体質に加えて、座りっぱなしや運動不足が影響して骨格が歪みます。
骨格が歪むことで姿勢が悪くなって内臓器官が圧迫されやすく働きが弱まり、消化不良、生理不順、便秘、体がだるくなりやすいといったデメリットがあります。
骨格が変わることは人間の身体にとって様々な好影響と悪影響が出てくるので骨格が変わる重要性を理解することが必要です。
骨格とピラティスの関係性
骨格とピラティスとの関係性について以下の3点が挙げられます。
- 普段使わない筋肉の使用に最適
- 回数をこなすよりも正確に体を動かす
- 骨格矯正にもピラティスは効果的
ピラティスを行うことで背骨や骨盤を軸とした骨格を整えられ、インナーマッスルを中心に鍛えることで筋力アップの効果を期待できます。
また、回数よりも一つ一つの動きを丁寧に行うことがピラティスのエクササイズにおいて重要な点です。
ここでは、骨格とピラティスの関係性を順番に解説していきます。
普段使わない筋肉の使用に最適
ピラティスはインナーマッスルを中心に鍛えることが可能です。
インナーマッスルは体の深い部分にある筋肉です。インナーマッスルが鍛えられると体幹が安定して背骨や骨盤の骨格が安定します。
骨格の位置が安定すると元にいた場所に戻ろうとするので、綺麗なボディラインや健康的な体を手に入れられます。
特に、インナーマッスルを鍛えると骨盤を矯正させてコルセットの変わりのような役割となり、姿勢改善や腰痛予防にも効果的です。
インナーマッスルは普段の生活や腹筋運動ではなかなか鍛えられない筋肉です。
ピラティスを行うことで普段使わない筋肉の刺激を入れて、さらなる筋力アップによる姿勢維持や健康な体を手に入れることができます。
回数をこなすよりも正確に体を動かす
ピラティスは背骨と骨盤を軸にあらゆる骨や関節を意識して動かすことが重要です。
基礎的な動きをマスターできれば、骨盤が安定して体幹強化やインナーマッスルの筋肉への刺激も入りやすくなるので、より効果を実感できます。
ピラティスを継続的に行っていく際にも、より動きを意識してマスターできればパフォーマンス向上にも繋がってきます。
初心者こそ、回数や頻度を意識するのではなく、1回1回の動きを意識して行っていくことがおすすめです。
ある程度動きもわかってきて効果を実感できてきた際は頻度を増やしていくことで効果をさらに実感できるでしょう。
骨格矯正にもピラティスは効果的
ピラティスは身体全体の骨格改善とインナーマッスル(体の深層部)まで鍛えることができます。
骨格は頭蓋骨から手足の先端までの骨や関節が組み合わさってできている構造です。
そのため、部分的な歪みを改善してもその他の骨格に歪みがあれば身体全体が歪みやすくなります。
ピラティスは部分的な動きではなく全体的に動かすことができるエクササイズです。
身体全体を動かしインナーマッスルを鍛えることができれば身体の歪みを整えることができ、あらゆる骨格を元に戻す効果があると言われております。
習慣的にピラティスを行っていくことで常に骨格を正常の位置に戻すことができるので骨格矯正にはピラティスが効果的と言えるでしょう。
ピラティスのやり方とメリット
ピラティスのやり方は大きく分けて2つあります。
- マットピラティス
- マシンピラティス
どちらも身体の芯から鍛えることができ身体全体のバランスを整えられます。
また、ピラティスを行うと以下の3つがメリットとして感じられるでしょう。
- 効果的な呼吸法が身に付く
- インナーマッスルが鍛えられる
- 身体の部位や関節が正しい位置にくる
順番にピラティスのやり方とメリットを解説していきます。
マットピラティス
マットピラティスはマット上で行われ、自分の体重を使って筋肉を鍛えるトレーニングです。
自分自身で身体を支えることでより良い負荷がかかり、インナーマッスルを中心として、自重を意識した筋肉の刺激を入れられます。
また、体幹を中心に行うエクササイズが多いので自重を利用して全身を鍛えて姿勢が安定します。
マットさえあれば場所を取らずピラティスを行うことができるのでマットピラティスは手軽さが特徴です。
日本ではマットピラティスの普及率が高く、フィットネススタジオでもプログラムの一環としてマットピラティスを取り入れるところが多いです。
価格帯もマシンピラティスに比べて価格が安いところが多いので、気軽に始めやすいでしょう。
気軽に始めやすい一方で初心者には難しいのが注意点です。
ピラティスは筋肉を意識して正確に行っていくことで効果が発揮されます。
自重で行うことになるのである程度筋力がなければ正しいフォームで行うことができず怪我のリスクも生じます。
また、自己流で行うと自身の強い筋肉に頼ってしまい本来鍛えたい部位への刺激を入れられない可能性があります。
気軽で低価格でピラティスを始めてみたい人や日頃から運動しており筋力がある程度自信のある人にはおすすめのやり方と言えるでしょう。
マシンピラティス
マシンピラティスは、マシンを使って行うエクササイズです。
マットピラティスとは異なり、専用マシンを使用して身体をサポートしてくれることにより鍛えたい筋肉にピンポイントに鍛えられます。
マシンの強度を調整できるため、筋力に自信がない方でも安心です。怪我や慢性的な痛みがある場合でも、安全にエクササイズを行えます。
バリエーションも豊富で200種類以上あると言われるので様々な筋肉に集中的にアプローチできます。
また、マシンを使用することで軌道をサポートしてくれるので、正確な動きが可能となるのもマシンピラティスのメリットです。
マシンピラティスはマシンを家に置くことが難しいので、専門のスタジオなどに通う必要が出てきます。
また、マシンピラティスはマットピラティスに比べて普及率が低く、専門的なマンツーマンのパーソナル施設を入会する場合はコスト面が高くなってしまうことに注意が必要です。
運動初心者や怪我や慢性的な痛みがある人など身体の不安がある人や部分的な筋肉への刺激を入れて鍛えたい人にはマシンピラティスがおすすめです。
効果的な呼吸法
ピラティスを行うことで効果的な呼吸法である「胸式呼吸」が身に付きます。
胸式呼吸はお腹を締めて、肋骨を広げるように息を吸う呼吸方法です。
胸式呼吸を行うことで、交感神経が優位になり筋肉を鍛える効果を発揮するため、ピラティスと胸式呼吸は相性がいいとされています。
胸式呼吸により、お腹全体を包み込む腹横筋を刺激を与えられます。この部分を鍛えることでスリムなボディライン作りが可能です。
また、交感神経が優位に立つことで頭がスッキリして深呼吸をすることで肺の発達や内臓器官の働きを活性化、血液が循環しやすくしてより健康的な身体になるなどいいこと尽くしの効果が期待できます。
インナーマッスルを鍛える
ピラティスはインナーマッスルを中心に筋肉への刺激を入れるエクササイズです。
インナーマッスルは多裂筋や腹横筋といった身体の深層部分にある筋肉です。
インナーマッスルを鍛えることで体幹が安定して、骨格が正しい位置に戻り正しい姿勢を保つことができます。
普段の腹筋運動ではインナーマッスルへの負担が少ないですが、ピラティスはインナーマッスルを中心に鍛えることができます。
インナーマッスルを鍛えるにはゆっくりと一定のリズムで行うエクササイズが効果的です。
胸式呼吸と筋肉を意識しながらゆっくりと行うことでインナーマッスルを強化できます。
ピラティスは胸式呼吸と意識しながらゆっくり行うトレーニングですのでインナーマッスルとの相性が抜群なのでおすすめのエクササイズです。
身体の部位や関節を正しい位置へ
ピラティスを行うことで背骨や骨盤を軸として骨格・筋肉・関節などの様々な部位を正しい位置に戻し、骨格改善に繋がります。
インナーマッスルを中心に鍛えることで体幹が安定して骨格が元に戻ろうとしてくれます。
また、ピラティスは関節の可動域を広げて柔軟性をあげる効果があるエクササイズです。
ピラティスを行うことで関節の可動域が上がり柔軟性が上がれば動きが安定して、正しい位置に戻るように矯正してくれます。
定期的にピラティスを行うことでインナーマッスルの強化と関節の可動域と柔軟性をあげて、骨格のあらゆる部位が正しい位置に戻ろうとするいい影響をもたらしてくれます。
まとめ
ピラティスを取り入れることで背骨と骨盤を軸としたあらゆる骨格を正しい位置に戻すことができると解説しました。
骨格の歪みは日常生活や生活習慣でできたクセのようなものです。
骨格の歪みによって太りやすい体型になったり、慢性的な痛みに繋がりやすくなります。
また、内臓器官への影響も関係してくるため、身体のだるさが根本的に抜けない原因にもつながるでしょう。
ピラティスはインナーマッスルを鍛えていき、関節の可動域と柔軟性を高めて、身体全体の骨格を元の正しい位置に持ってくることで身体の根本的な改善に繋がります。
ピラティスのやり方として大きく2つ紹介しました。
- マットピラティス
- マシンピラティス
どちらも特徴が異なりますがピラティス本来の効果を十分に実感ができますので自身にあった方法で行ってみてください。
創設者のジョセフ・ピラティスは、効果の実感を段階的に説明しています。
10回で変化を感じ、20回で違いを理解できます。そして30回を重ねると、まったく新しい身体に生まれ変わるといいます。
継続が必要になるエクササイズですが、続けていくことで効果を実感できるのがピラティスの特徴です。
ピラティスを習慣的に取り入れ、新しい身体を手に入れて健康的な日常生活を送りましょう。